レッスン時間
1週間に一度の45分間レッスンです。なお、その時々で必要に応じて、1時間程度になることもあります。お子様のようすや集中力を考慮し、レッスンしています。専門コース、進学コースについては90分程度のレッスンになります。
幼児クラス(3歳~6歳)
素朴でうつくしいメロディーを教材に、歌うことと、弾くことのバランスを保ちながら、レッスンを進めます。 特に音名唱(ドレミで歌う)の習慣をつけることで、音符の持つ意味や音感を身につけます。また連弾の教材を取り入れることにより、音を聴きながら弾くこと の大切さを学んで欲しいと考えています。この時期は身体機能と音感、拍子感を関連づけながら、音楽を感覚的に受け止める能力を身につけることが重要と認識 してお子様と向き合うことを心がけています。
小学生低学年クラス
指の緻密な運動能力が発達しはじめます。ピアノ奏法の基礎を身につける大切な時期です。感情と運動機能を連係させながらレッスンを進めます。
小学生高学年クラス
ピアノ以外にもさまざまなことに興味を持つようになり、練習がおろそかになりやすい年令 です。しかし芸術に対する憧れの気持が芽生えはじめる時期でもあります。バロック、古典、ロマン派、近代など多様な音楽に接することでその気持ちを育み、 忍耐強さも身につくようにレッスンを進めます。
中学生クラス<一般コース>
高度なピアノの演奏技術を手に入れるには、強い忍耐力と膨大な時間が必要です。しかし音 楽を感じたり、表現したいという気持ちは誰にもあるものです。けっして無理はさせませんが、芸術のすばらしさを理解できる人格の育成を心掛けてレッスンを 進めます。また高校生になって、自分の才能に可能性を見い出し、進路としての“音楽”を考えるようになる子のために、中学の3年間で必要最低限のソル フェージュおよび楽典の学習もおこないます。
中学生クラス<専門コース>
この時期に必要なのは、適切に選ばれた、多くの曲をこなす絶対的練習量と、知的探究心を深めることです。また公開の場での演奏経験も積まなければなりません。音楽家としての楽譜の読み取り方や、歴史的背景にもとづいた演奏スタイルの基礎が身につくようレッスンを進めます。
高校生クラス<一般コース>
音楽において、とても大切なものに感情表現があります。作曲家は何を伝えようとしているのか。また、弾く側として何を感じ、そのためにはどのような手段をとるべきなのか。弾く曲の難易にかかわらず、表現することの歓びを見つけられるようにレッスンを進めます。
高校生クラス<進学コース>
志望校の試験内容に合わせた実践的なレッスンとともに、生涯、芸術と向かい合って生きて ゆく事の価値をしっかり認識できるよう、レッスンを進めます。またソルフェージュは既成の課題だけではなかなか弱点を克服することは困難です。一人一人の 進度や志望校の出題傾向に合わせたオリジナルの課題を用いて実力を養成します。 これまで、ドイツ国立デトモルト音楽大学、東京藝術大学声楽科、北海道教育大学芸術文化課程音楽コースピアノ科、国立音楽大学ピアノ科、札幌大谷大学芸術 学部音楽科ピアノコース他、愛知県立芸術大学音楽学部ピアノ科、宮城教育大学音楽科などへ進学しています。
大人のクラス
クラシック音楽は非常に高度で深遠な人類の文化遺産です。しかしアプローチ次第では、だれにでも理解できる身近で普遍的な芸術でもあります。正統的クラシック音楽の世界へご案内します。